建設現場や土木工事では、仮設道路や資材ヤード、重機の走行路などに「敷鉄板」が広く使用されています。
一方で近年、建設業界でも環境負荷の低減や輸送効率の向上、現場環境の改善といった新たな課題への対応が求められています。
そこで今回、坂手建設の関連会社である株式会社カイタクが展開している「ハイパーCLT敷板」をご紹介します。

敷鉄板の代替として開発された木製の「ハイパーCLT敷板」
ハイパーCLT敷板は、CLT(直交集成板)を活用した土木・建設現場向けの木製敷板です。
これまで敷鉄板が使われてきた場所に、木材を活用した新しい選択肢として使用することができます。
主な使用場所として、
- 工事用仮設道路
- 重機・工事車両の走行路
- 資材ヤード
- 仮設駐車場
- 現場事務所周辺
- 作業員の通行スペース
など、さまざまな用途が考えられます。
坂手建設でも実際の土木現場にCLT敷板を導入し、その可能性を検証しています。
木製だからこその「軽さ」が大きな特徴
ハイパーCLT敷板の特徴の一つが、敷鉄板と比較して軽量であることです。
建設資材は、製品そのものの性能だけでなく、現場まで「どのように運ぶか」も重要です。
敷板を軽量化することで、一度に運搬できる枚数を増やし、現場条件によっては輸送車両の台数削減や輸送コストの低減につながります。
特に大量の敷板を必要とする仮設道路や大型工事では、運搬効率の違いが現場全体の施工計画にも影響します。

夏場の建設現場で気になる「照り返し」対策にも
夏の土木現場では、気温だけでなく地面や資材からの照り返しも作業環境に大きく影響します。
鋼製の敷板とは異なり、木材を使用したCLT敷板は、夏場の強い照り返しを抑えやすいことも特徴です。
猛暑日が増える中、建設業では熱中症対策がますます重要になっています。
水分・塩分補給や休憩時間の確保といった基本的な対策に加え、現場そのものの暑さを少しでも軽減する資材を採用することも、これからの現場づくりでは重要だと考えています。
騒音対策や周辺環境への配慮にも
住宅地や市街地に近い工事では、工事車両が敷板の上を走行する際の騒音も課題の一つです。
木製であるハイパーCLT敷板は、敷鉄板とは異なる特性を持っており、走行時の騒音対策という面でも活用が期待できます。
工事は、施工するだけでなく、近隣住民や周辺環境への配慮も重要です。
資材選び一つから現場環境を改善していくことも、建設会社に求められる取り組みの一つではないでしょうか。
木材利用によるCO₂削減にも貢献
CLTは木材を原料とする建設材料です。
土木分野で木材を積極的に活用することは、国産木材の利用促進だけでなく、木材に固定された炭素を長期間活用するという点でも意味があります。
また、ハイパーCLT敷板は繰り返し使用することを想定した仮設資材です。
これまで鋼材が中心だった土木現場に木材を取り入れることで、「土木×木材」という新しい可能性を広げていきます。

国土交通省NETIS登録技術
ハイパーCLT敷板は、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されています。
NETIS登録番号:TH-250021-A
公共工事では、新技術の活用や環境への配慮、生産性向上などが重要になっています。
ハイパーCLT敷板も、単なる「木製の板」ではなく、土木現場での使用を想定して開発された新しい仮設資材です。
坂手建設でも新しい土木技術を積極的に活用していきます
坂手建設では、道路工事、河川工事、水路工事などの公共土木工事を数多く施工しています。
建設業界を取り巻く環境は大きく変化しており、これまでと同じ資材・同じ施工方法だけではなく、安全性・施工性・環境性・省力化などを考えた新しい技術を現場に取り入れていくことが重要だと考えています。
ハイパーCLT敷板についても、実際に土木工事を行う建設会社の立場から活用方法を検討し、現場で得られた知見を今後も発信していきます。
「敷鉄板以外の選択肢を探している」
「仮設道路に使用できる軽量な敷板を探している」
「NETIS登録の土木資材を探している」
「環境に配慮した建設資材を導入したい」
このような場合には、ぜひハイパーCLT敷板も選択肢の一つとしてご検討ください。
ハイパーCLT敷板の商品詳細・販売については、関連会社の株式会社カイタクまでお問い合わせください。
坂手建設としても、これからの土木現場に役立つ新しい技術・資材を積極的に取り入れ、より良い施工につなげてまいります。